Chromebookでのファイル操作

Windowsのエクスプローラ、MacのFinderにあたるものはあるのか?

ブラウザしか使えないという制限があるChromebook。しかし、通常のWindowsやMac同様、標準でインストールされている「Files」というアプリで、基本的なファイル操作をすることが出来ます。これが、Windowsでいうところのエクスプローラ、MacでいうところのFinderにあたります。

Chromebookの「Files」出来ること、出来ないこと

Chrome OSのFilesの画面

「Files」では、画像を開いたり、mp3などの音声を再生させることが可能です。画像ファイル、音声ファイル、動画ファイルはChromebook内で再生をするため、オフラインでもファイルを開いて閲覧、視聴することが可能です。

新しいフォルダを作ることも可能なので、WindowsやMacと同じような感覚でファイル管理が出来ます。

また、ファイルの圧縮/展開も、「Files」で行うことが出来ます。選択したファイル/フォルダで右クリックして出てくる「zip圧縮」を選ぶことでファイル/フォルダの圧縮が出来ます。

「Files」はOSレベルで組み込まれているため、「Alt+Shift+M」で呼び出すことが出来ます。

かつては、ドラッグ&ドロップでのコピー&ペーストには対応していませんでしたが、最新版のFilesではコピー&ペーストにも対応。Google Driveへのアップロードやダウンロードなどの制御もできるため、WindowsやmacOSとほぼ同じ感覚で使うことができます。

ワードやエクセルファイルも開けるように

Chrome OSでエクセルファイルを開いたらエラーがでた画面

以前は、上の画像のように、SDカード内のエクセルファイルやダウンロードしたエクセルファイルを開こうとすると、エラー文言が出てきてファイルを開くことが出来ず、エクセルやワード、パワーポイントで作成したファイルは一度Google Drive上にアップロードして、Google Drive形式のファイルに変換することで、ChromebookのFilesでも編集する必要がありました。

しかし、最新のアップデートでオフィスファイルもオフラインで開けるようになりました。

関連リンク:Office ドキュメントを表示、編集する(Chromebook公式ヘルプ)

このように、ほとんど普通のノートPCのようにファイル操作が出来るChromebook。Chromebookで通常のノートPCと同じように仕事や作業をしたいと考えている方は、一度Chromium OSなどで操作を体験してみてください。

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