Chromebookにログインしているアカウント以外のGoogleアカウントやGmailは使えるか?

ブラウザやAndroidと同様にChromebookでも複数のGoogleアカウントが使えます。Googleアカウントを複数使い分けている時に、Chromebookではどのように管理して、どのように切り替えて使うのかをまとめました。

ログインしたGoogleアカウント以外のGoogleアカウント(Gmail)も使える

ChromebookのGoogleアカウント画面

かつてのGoogleアカウントは、「アカウントごとにサインインが必要」という仕様でしたが、G Suitなど企業でもGoogleアカウントが使われるようになったことで、一つのマシンやブラウザで複数のGoogleアカウントを切り替えて使えるようになりました。

この方針はChromebookでも同じで、Chromebookにログインしたアカウントと別のGoogleアカウントでGmailやGoogleカレンダーなどのGoogleサービスが使えます。

ログインしたGoogleアカウントとは別のアカウントを追加する方法

例えば、aaa@gmailというアカウントでChromebookにログインした状態で、bbb@gmail.comという別のGoogleアカウントも同時に使いたい場合は、Chromebookの設定メニューの「マイアカウント」から、アカウントの追加をすることで、両方のアカウントを行き来しながら使うことができます。

Googleサービス(GmailやGoogleカレンダーなど)でアカウントを切り替える時は、Googleサービスの右上にある「アカウントアイコン」をクリックして切り替えればOKです。

ただし、サービスやAndroidアプリによっては、毎回デフォルトのアカウントになってしまうケースもあるので、どうしても別アカウントに固定したい場合は、AndroidアプリやLinuxアプリでブラウザを別途インストールして、それぞれでアカウントを固定してしまった方が便利です。

追加したアカウントはAndroidアプリにも即時反映

Googleアカウントを複数管理できるのはAndroidユーザーならおなじみですが、Chromebook内のAndroidアプリでも同じ仕様になっています。

Chromebookはさらに進んでいて、最新のChrome OSであれば、Chromebookの設定メニューの「マイアカウント」からGoogleアカウントを追加すると、Android環境でもそのアカウントが同期されるようになっているため、Chromebookの設定メニューの「マイアカウント」だけで、Chrome OSで使う全てのGoogleアカウントを一元管理できます。

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