クラウド上の書類を編集する際は、データの差異に注意
ストレージ容量の少ないChromebookでは、Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスにファイルを保存する機会が多くなります。
そうしたクラウド上のファイルは「最後にオンラインになった端末からの更新情報を最新にする仕組み」になっています。
そのため、例えば、Chromebookでオフライン作業をした後に、別のPCで同じドキュメントを開いて、更新してしまうと、変更内容に差異が生まれてしまい、Chromebookで作業したデータ分が消えてしまうことがあります。
Google Driveなど、最新のサービスではそういた差異を含めてファイルを保存してくれることもありますが、なるべくデータの差異を無くすためにも、オフラインで作業する際は、別名で保存するなど、バックアップを必ず取るようにすると安全です。
不用意なデータの削除は避けよう
Chromebook上でのファイルは大きく4つに別れています。
- Chrome OSのローカルファイル
- クラウドサービスのファイル
- Android環境のファイル
- Linux環境のファイル
注意が必要なのは、「クラウドサービスのファイル」のケースです。
WindowsやMacの場合、クラウドサービスのファイルをPCに取り込む時は、実際にPCにファイルをダウンロードして保存していることがほとんどですが、Chromebookの場合は「ファイルがある」というデータだけを保持して、実態はChromebookにはファイルデータを保持しないケースがあほとんどです。
クラウドサービスのファイル場合、「ファイルを削除=クラウドから削除」となることがほとんどで、あとからゴミ箱から戻すといったことが出来ないので場合があるので、気をつける必要があります。
Gogle Driveのデータであれば、基本的にはGoogle Driveのゴミ箱にデータが残っていますが、例えばオフラインで作業したファイルがGoogle Driveにアップロードされる前にChromebook内でデータを消してしまうと、オンラインになった時ファイルはバックアップされません。