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もしChromebookに故障や不具合が起こったら?

もしChromebookに故障や不具合が起こったらどうしたら良いでしょうか。故障パターンごとの対応策や故障リスクを最小限にする方法をまとめました。

故障・不具合の種類を判別しよう

初期不良

Chromebookが届いた時点(もしくは届いてから1週間程度)で発生した不具合・故障は初期不良と呼ばれます。

届いた時点での故障ならユーザーの過失ではありませんし、経年劣化での自然故障でもありません。この場合は、「届いた時点で”どこが壊れていた”」ということをしっかりとメモしておきましょう。

初期不良の場合は、ほとんどが無償対応になりますが、修理になるか良品交換になるかはメーカーサポートの対応次第です。Chromebookに限らず、メーカーの中には不良品をメーカー修理した「リファービッシュ」を交換品として送るケースもあります。

過失による故障

落下、水濡れなどは、ユーザーの明らかな過失による故障となります。この場合は、物理的にChromebookのパーツが故障することがほとんどで、ユーザーの過失によるものなのでほぼ有償修理が確定です。

修理費用は故障した箇所にもよりますが、最悪、本体代金よりも高くなるケースもあります。

自然発生の故障

ユーザーの過失もなく、自然発生的に起こった不具合は製品自体に問題が存在する可能性があるため、メーカー保証内であれば基本的に無償修理の対象です。

最近は、Chromebookに限らず、ノートPCは「薄型」「360度回転」など特殊な機構を備えていることが多く、従来のノートPC以上に自然発生の故障が多くなっています。

Chromebookに故障・不具合が起こったら?

まずはメーカーサポートに連絡しよう

Chromebookに何かの不具合・故障があるなと思ったらまず最初にメーカーのサポートに連絡しましょう。保証期間内なら、ユーザー過失の故障以外は基本的に無償修理してくれます。

初期化などのソフトウェア的な対処を試してみるのは良いですが、ネットの情報などを頼りに自分でハードウェアの修理をしてしまうと、メーカー保証が切れてしまうことがほとんどなので、保証があるうちは自分で故障修理をしない方が賢明です。

有償修理の場合は、買い替えも検討しよう

不幸なことに有償修理になってしまった場合は、修理代金の概算をサポートに聞いて、修理するか買い換えるかを検討しましょう。もし、メーカーサポートが切れたChromebookであれば、最新の機種に買い換える方がベターというケースもあります。

メーカーから正式な修理金額の見積もりをもらえればベストですが、メーカー保証が切れてる場合は見積もりだけで「検査費用」などの名目で数千円の費用を撮られるケースもあるので注意が必要です。

その場合は、「ざっくりとどれくらいかかりそうか」をサポートの人から聞いて、有償修理をするかしないかを判断しましょう。

故障・不具合のリスクを減らすなら延長保証に入ろう

Chromebookに限らず、製品の品質やメーカーサポートの品質にはどうしても差があります。何かあった時も気持ちよく対応してくれるメーカーもあれば、二度と使いたくないと思ってしまうようなメーカーも残念ながらあります。

そうしたメーカーとのやりとりが嫌なのであれば、家電量販店などが取り扱っている延長保証に加入しておきましょう。延長保証に入っていると、通常1年の保証が最大で5年ほどまで延長されます。延長期間中は、延長保証の範囲内で保証する会社が修理費用を出してくれます。

延長保証の料金はかかりますが、もし故障が起こった時の修理費用を考えたら、ペイ出来る場合がほとんどです。


Chromebookの故障・不具合と遭遇した時の対応策について見てきました。

Chromebookも製品である以上は不具合や故障と100%無縁とはいきません。なるべく遭遇はしたくないですが、起こってしまったら被害を最小限に届けることを考えて行動するようにすると良いでしょう。

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