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Chromebookの自動更新ポリシーを理解しよう

Chromebookのモデルごとに設定されている自動更新ポリシー。自動更新ポリシーとは何なのか、提供される更新の範囲や、更新期間を過ぎてしまったChromebookの使い方などをまとめました。

自動更新ポリシーとは?

Chromebookの自動更新ポリシーとは、GoogleからChrome OSのアップデートを受けられる期間のことを指します。これは、OSのバージョンなどではなく、Chromebookの端末のモデルごとに設定されます。

他のOSで見てみると、WindowsであればVista、7、8、10などのバージョンによって最大アップデート期間が決められている「OSのサポート期間」方式です。macOSは、OSのメジャーアップデートで旧機種を切り離す「バージョンサポート」方式です。

それに対して、Chromebookはモデルごとにサポート期間が設定されていて、自分のモデルのサポート期間は下記のGoogle公式サイトで確認が可能です。

自動更新ポリシー | Google Chrome

OS 自動更新の期間設定 自動更新対象期間
Chromebook モデルごとの期間 端末の発売から5〜8年
Windows OSメジャーバージョンごとの期間 最大で10年ほど
macOS メジャーアップデートで旧モデルを切り離し 端末の発売から5〜8年
Linux ディストリビューションごと異なる スペック次第で10年以上

Chromebookの自動更新ポリシーのよくある思い違い

自動更新期間内 = 常に”最新機能”ではない

ここは意外と勘違いしがちなのですが、Chromebookが自動更新ポリシーの期間内だとしても、常に最新になるのは「セキュリティのみ」で、Chrome OSの新機能については期間内でもモデルによってアップグレード対象外になることがあります。

例えば、Google公式のChromebookである、Chromebook Pixel 2015は自動更新ポリシーによって自動更新の有効期限が2021年6月となっていますが、2020年までLinux機能が使える「Linuxベータ」が配信されませんでした。

このように、OSのパフォーマンスに影響する新機能については、モデルによっては「追加がされない/追加が遅れる」ということが有り得ます。

「手動更新」の方法はない

自動更新ポリシーという名称からか、「だった手動なら更新出来る?」と思いがちですが、Chromebookに搭載しているChrome OSは手動でアップデートを適用する方法がありませんし、手動用のアップデートパッケージも提供されていません。

自動更新ポリシーの期限が切れるということは、Googleからのアップデートが全く受けられないということだと思っておいて問題ないでしょう。

自動更新期間を過ぎても普通に使える

お使いのChromebookの自動更新ポリシーの有効期限が切れてしまったらどうなるでしょうか?

「クラウドで使う前提のChromebookだからいきなり使えなくなる」とイメージしがちですが、自動更新ポリシーの有効期限は「セキュリティや新機能のアップデート配信が停止」するのであって、Chromebook本体の使用期限ではありません。期限後もChromebook自体は普通に使えます。

Chromebookは他のOSよりも制限をつけることでセキュリティを高めているパソコンですから、サポートの切れたWindowsマシンを使うよりもよっぽどセキュリティは高いでしょう。

ただし、Chrome OSには一定頻度で致命的なセキュリティバグが発見されるので、なるべく早い段階で新しい、自動更新期間内のChromebookへの乗り換えをしたほうが良いでしょう。

自動更新期間を過ぎてしまったChromebookはどうする?

お使いのChromebookが自動更新期間を過ぎてしまった場合は、出来れば新しいChromebookに買い替えるのベストですが、中にはブートロックを解除してLinuxや同じChromuim OSベースのCloud Readyを使うという方もいるようです。

マシンを長く使うという意味では、Cloud Ready化するというのもアリでしょう。


Chromebookの自動更新ポリシーについて見てきました。

Chromebookの自動更新の有効期限は基本的には6〜7年、最新モデルのChromebookでは、自動更新の有効期限が8年ほどあるモデルもあるので、基本的には気にしないでも快適に使えますが、知っておくことで、中古や型落ちのChromebookを購入する際の判断材料にもなります。

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