ChromebookにWindowsをインストールしたり、Windowsアプリをインストールしたり出来るようになるわけではありませんが、仮想サーバー上に立てたWindowsに、複数のユーザーがログインして、アプリを使ったり出来る仕組み「VMware Horizon DaaS」が、Chromebookに対応するとのこと。
Chromebookは、「クラウドのためのPC」として開発されたノートPCなので、こうした使い方は、まさにChromebookの狙うところでしょう。
ただ、「VMware Horizon DaaS」をインストールしたサーバーを用意したり、サーバーにアプリをインストールしたりする手間やコストがある分、個人用途ではかなりハードルが高いです。大企業が大量のWindows XPマシンを格安に置き換える際に、大きなメリットがありそうです。
出来れば、iOSやAndroidでの「OnLive Desktop」的なサービスが出てくれると、Chromebookも身近になるんですが、「OnLive Desktop」は日本では対応していないので、今のところ、個人ユーザーにとってはChromebookではChromeだけという使い方になりそうです。