Chromebookはアプリをインストールすることが出来ません。そのため、これまでWindowsパソコンやMacで使っていたメジャーなアプリの多くがChromebookではインストール出来ません。
では、メジャーなアプリを中心にチェックしていきましょう。
ブラウザ
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Internet Explorer | Chrome | |
Firefox | Chrome | AndroidアプリかLinux crostiniなら可能 |
Safari | Chrome | |
Opera | Chrome | |
Sleipnir | Chrome | |
Brave | Chrome | AndroidアプリかLinux crostiniなら可能 |
Vivaldi | Chrome | AndroidアプリかLinux crostiniなら可能 |
Linux crostiniがインストール可能なChromebookであれば、Chrome以外のブラウザを利用することが可能になりました。
Playストアやcrostiniに対応しているChromebookでは、標準ブラウザ以外にもブラウザがインストール可能です。今回は、Chromebookにいろんなブラウザをインストールして実際に使ってみました。
メーラー
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Thunderbird | Gmail | Gmail以外のアカウントはGmailに転送する必要あり |
Microsoft Outlook | Gmail | Gmail以外のアカウントはGmailに転送する必要あり |
AndroidアプリやLinuxアプリを使えば代用が可能になりました。
Chromebookで使えるオススメ・メールクライアントアプリ
かつてはWebでしかメールが使えなかったChromebookですが、現在はAndroidメールクライアントアプリやLinuxメールクライアントアプリが使えるようになって、選択肢が広くなりました。今回は、中でもオススメのメールクライアントアプリをご紹介。
ストレージサービス
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Dropbox | Google Drive | オンラインでは使える |
OneDrive | Google Drive | オンラインでは使える |
Microsoft Office
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Microsoft Word | Google Drive ドキュメント | Officeオンラインで代用も可能 |
Microsoft Excel | Google Drive スプレッドシート | Officeオンラインで代用も可能 |
Microsoft Powerpoint | Google Drive プレゼンテーション | Officeオンラインで代用も可能 |
かつては、ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法はほとんどなく、Googleスプレッドシートなどへの変換が必要でしたが、現在ではChromebookでMicrosoft Office方法があります。また、Linuxの互換Officeアプリを使う手もあります。
ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法
ビジネス用途となるとどうしても外せないのがWordやExcelなどのMicrosoft Officeアプリ。ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法、有料・無料、オフラインで使えるかなどをポイントにまとめました。
ソーシャル/通話
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Evernote | AndroidアプリがChromebookで利用可能 | |
LINE | なし | |
Skype | Google ハングアウト | |
なし | オンライン上で使うことは可能 |
クリエイティブツール
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
Adobe Photoshop | Photoshop CC | ※近日中にテスト版がリリース Pixlrなどで代替可能 |
Adobe Illustrator | なし | なし |
音楽管理
アプリ | 代用アプリ | 備考 |
---|---|---|
iTunes | Google Play Music |
多くのアプリがGoogleサービスで代用可能
以上のように、多くのアプリがGoogleのサービスで代替出来るか、オンライン上であれば使えるというケースが多く、アプリがインストール出来ないから全く何も出来ないというわけではないことがわかります。
一方で、MicrosoftのOfficeシリーズなど、本来のアプリでは本格的な作業が出来るのに、Chromebookでは、機能が制限されたオンライン版しか使えないなど制限もあります。
また、音楽管理アプリとして人気の「iTunes」や、「Adobe Illustrator」などは、代替アプリが今のところありません。こうしたアプリを常用する方は、Chromebookでは作業が制限されることを確認しておきましょう。