いよいよ、ASUSからもChromebookの日本発売が発表されました。
日本発売が発表されたChrome OS端末は、ノートPC型Chromebookが2機種と、小型デスクトップ型Chromeboxが1機種。
Chromebookは、2014年に発売されたばかりの「ASUS Chromebook C300MA」「ASUS Chromebook C200MA」。筐体やスペックは両シリーズともほぼ同じで、液晶サイズが「C300MA」が13.3インチ、「C200MA」が11.6インチと異なります。
CPUには、Intel Celeron プロセッサー N2830、メモリが2GB、ストレージが16GBと標準的なChromebookの仕様となっています。
本体サイズは、13インチモデル、11インチモデルで”一回り程度”のサイズ差で、重量も300g程度の差となっているため、使い勝手はどちらも変わらないと見られます。
ASUS Chromebook C300MAの主なスペック
- メーカー
- ASUS(エイスース)
- OS
- Chrome OS
- ディスプレイ
- 13.3インチ(1,366×768ピクセル)/ノングレア
- CPU
- Intel Celeron プロセッサー N2830
- GPU
- Intel HD グラフィックス
- メモリ
- 2GB
- ストレージ
- 16GB
- 外部ストレージ
- SDカード
- インターフェース
- HDMI×1、USB3.0×1、USB2.0×1、SDメモリカードリーダー(SDHCメモリーカード、マルチメディアカード対応)×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
- 通信規格
- IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
- サイズ
- 329×230×20.3mm
- 重さ
- 約1.4kg
ASUS Chromebook C200MAの主なスペック
- メーカー
- ASUS(エイスース)
- OS
- Chrome OS
- ディスプレイ
- 11.6インチ(1,366×768ピクセル)/グレア
- CPU
- Intel Celeron プロセッサー N2830
- GPU
- Intel HD グラフィックス
- メモリ
- 2GB
- ストレージ
- 16GB
- 外部ストレージ
- SDカード
- インターフェース
- HDMI×1、USB3.0×1、USB2.0×1、SDメモリカードリーダー(SDHCメモリーカード、マルチメディアカード対応)×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
- 通信規格
- IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
- サイズ
- 304.3×200×19.8mm
- 重さ
- 約1.1kg
一方、「ASUS Chromebox」は小型ケース型のデスクトップPCで、CPUにIntel Celeron プロセッサー 2955U、メモリが2GB、ストレージが16GBとなっており、Chromebookシリーズよりは電力消費量の多い分パワーのあるCPUを採用している分、”気持ち”パワーがあるかもしれません。
本体サイズが12.4cm四方のほぼ真四角で厚みもわずか4.2cm、重さは600g程度と小型&軽量なため、自宅のネット専用デスクトップとして最適な端末でしょう。
ASUS Chromeboxの主なスペック
- メーカー
- ASUS(エイスース)
- OS
- Chrome OS
- ディスプレイ
- 11.6インチ(1,366×768ピクセル)/グレア
- CPU
- Intel Celeron プロセッサー 2955U
- GPU
- Intel HD グラフィックス
- メモリ
- 2GB
- ストレージ
- 16GB
- 外部ストレージ
- SDカード
- インターフェース
- USB3.0×2(正面)、USB3.0×2(背面)、SDメモリカードリーダー(SDHCメモリーカード、マルチメディアカード対応)×1、オーディオ入出力×1、HDMI×1、DisplayPort×1
- 通信規格
- IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
- サイズ
- 124×124×42mm
- 重さ
- 約0.6kg
いずれもオープンプライスとなっていて、実売価格は不明ですが、アメリカでの販売価格がChromebook C200MAで249ドルとなっているため、近い価格で販売されるものと見られます。
なお、ASUSのChromebookは、海外モデルでも日本の技適マークを取得していることがわかっており、日本モデルだけでなく、海外モデルを日本で利用するのも法的にOKです。
法人限定とはいえ、日本でのChromebook発売は、Acer、Dellに続いて3社目。あとは、日本メーカー東芝がどのような展開を出してくるかが楽しみですね。
関連リンク:ASUSプレスリリース