新しいChromebook 2を5月にリリースされたばかりのサムスンですが、欧州でのPC事業撤退により、サムスンのChromebookも欧州で販売されなくなる見込みです。
Chromebookが一番売れているのはアメリカですが、欧州でもWindows XPのサポートがこの春に切れたことで、ChromebookやChromeboxに乗り換える法人や自治体が増加。今回のPC事業の不振という情報からすると、サムスンはこの「Windows XPサポート切れバブル」に乗り切れなかったということかもしれません。
ChromebookにはIntelのCPUは搭載せず、ひたすら自社のモバイル向けARM系CPUを搭載してきたサムスンですが、新しく発売されているChromebookがIntelのCeleron/AtomかNVIDIAのTegra K-1を搭載する傾向から見ても、Chromebook市場での存在感は薄れていました。
初期の頃からGoogleと共にChromebookを育ててきたサムスンが撤退というのも少し寂しいですね。
SOURCE:Android Central