Chromebookユーザーなら、ぜひ利用したい機能です。
Googleのセキュリティブログが発表したところによると、今回新しく提供開始されたセキュリティ機能は、従来の携帯電話にセキュリティコードを送信するタイプとは全く異る、物理的な「鍵」を利用する方法。
「FIDO Universal 2nd Factor(U2F)」と呼ばれるオープン スタンダードに準拠したセキュリティ キー デバイス(ドングル)を利用する方法で、上記の写真のようなUSBメモリタイプのキードングルをUSBポートに差し込むことで、Googleアカウントを認証します。
これまで、Googleアカウント乗っ取りは、ユーザーは不正なサイトに誘導して、Googleアカウントの認証コードを入力する方式でしたが、このドングル型の認証では、物理的にドングルを奪わない限り認証がされないという仕組みです。
ちなみに、「FIDO Universal 2nd Factor(U2F)」のドングルは、高度な暗号化アルゴリズムが採用されているので、解読は不可能だとのこと。日本では見かけませんが、アメリカでは米Amazon等で2000円ほどで販売されており、2000円ほどで簡単にインターネットを安全にできるなら安いと言えそうです。
対応するのは、Chrome OS、Windows、Mac、LinuxのChromeブラウザv38以降のみですが、ChromebookはすべてChromeで動いていますので、Chromebookならすべてが安全になるだろう、ということですね。