GoogleがChromebookで仕掛けた「激安ノートPC」戦争は、新たな局面を迎えそうです。
HPが用意している「Stream」と呼ばれる端末は、199ドルの激安ノートPCで、今年の年末商戦に合わせてリリースが予定されているとのこと。また、Acerは15インチ、東芝は11.6インチの激安ノートPCを用意する見込みで、値段は共に249ドルと、こちらもChromebookを意識した値段。
スペックを見てみると、Acerは15インチノートPCは、Intel Celeronに4GBメモリ、500GBハードディスクとスペック的にはChromebookと同等。これで249ドルだったら普段からWindowsに慣れている人にとっては、Chromebookよりも良い選択肢になりそうです。
Acerの新しいCore i3を搭載したC720のように、Chromebookもやや「ハイスペック&プライスアップ」の傾向にあるため、WindowsノートPCが199〜249ドルラインで攻めてくると、「多くある出来ないことをWeb上で何とか解決する」Chromebookにとって、「いつも通り何でも出来る」激安Windows機は、驚異的な存在になりそうです。
いずれにしても、ユーザーにとっては選択肢が増える上に、メーカー間競争でより洗練された製品が出て来るので、良い話となりそうです。
SOURCE:The Verge