ChromebookとMacのショートカットの基本
ChromebookとMacどちらとも、ショートカットは、基本的に、
- Chromebook : ctrl + キー
- Mac : command + キー
となっていて、ctrlとcommandが違うだけで組み合わせは大まかには一緒です。
ただし、細かいところで違いがあるので、違いを見ていきましょう。
OSからショートカットを確認する方法
Macについては、Finderのヘルプからショートカットを確認できます。
- Finderのヘルプ > Macヘルプを開いて「ショートカット」
Chromebookについては、「Ctrl + Alt + /」が"ショートカットを確認するショートカット"になっています。
用途別・ChromebookとMacのショートカット違い・比較表
OS操作のショートカット
OS操作系のショートカットは、ChromebookとMacで違う点が多いところです。
特に、アプリ操作・切り替えの部分は、MacにあるショートカットがChromebookにはなかったり、その逆もあるため、MacからChromebookに移住した方は注意しましょう。
| 操作 | Chromebook | Mac |
|---|---|---|
| ウィンドウを閉じる | Ctrl + w | command + w |
| アプリの終了 | - | command + q |
| アプリの切り替え | - | command + tab |
| ウィンドウの切り替え | alt + tab | - |
| アプリの強制終了 | - | option + command + esc |
| スクリーンショット | Ctrl + F5 | shift + command + 3 |
| スクリーンショット (自由変形) | - | shift + command + 4 |
| アプリの環境設定を開く | - | command + , |
アプリ操作系は、Macの方が充実しています。Chromebookはもともと「使うのはChromeブラウザだけ」という設計思想なので、仕方ない面でもありますね。
ファイル操作のショートカット
ファイル操作系のショートカットは、基本的な組み合わせはMacもChromebookも同じです。
| 操作 | Chromebook | Mac |
|---|---|---|
| 印刷 | Ctrl + p | command + p |
| タブを開く | Ctrl + t | command + t |
| 新しいウィンドウを開く | Ctrl + n | command + n |
| 保存 | Ctrl + s | command + s |
| 開く | Ctrl + o | command + o |
| ファイル削除 | del / alt + バックスペース | command + バックスペース |
テキスト操作のショートカット
テキスト操作系のショートカットについては、基本的な組み合わせはMacもChromebookも同じですが、一部Macのものがそのまま使えないショートカットがあります。
違いがあるのは主にカーソル移動系で、MacにあるショートカットがChromebookにも用意されていますが、キーのコンビネーションがかなり違うので、Macから移住した方はかなり違和感のある感じになっています。
ただ、Windowsと比較するとカーソル移動系のショートカットが用意されている方なので、Chromebookはかなり親切な方だと言えます。
| 操作 | Chromebook | Mac |
|---|---|---|
| 切り取り | Ctrl + x | command + x |
| コピー | Ctrl + c | command + c |
| ペースト | Ctrl + v | command + v |
| 値貼り付け | Ctrl + shift + v | command + shift + v |
| 全選択 | Ctrl + a | command + a |
| 元に戻す | Ctrl + z | command + z |
| やり直す | Ctrl + shift + z | command + shift + z |
| 行の最初に移動 | 検索キー + ← | command + ← |
| 行の最後に移動 | 検索キー + → | command + → |
| 書類の最初に移動 | 検索キー + ctrl + ↑ | command + ↑ |
| 書類の最後に移動 | 検索キー + ctrl + ↓ | command + ↓ |
ChromebookとMacで大きく異なるショートカット
最後に、MacとChromebookで大きく異なるショートカットだけをピックアップして確認しましょう。
| 操作 | Chromebook | Mac |
|---|---|---|
| アプリの終了 | - | command + q |
| アプリの切り替え | - | command + tab |
| ウィンドウの切り替え | alt + tab | - |
| ファイル削除 | - | command + バックスペース |
| 行の最初に移動 | 検索キー + ← | command + ← |
| 行の最後に移動 | 検索キー + → | command + → |
| 書類の最初に移動 | 検索キー + ctrl + ↑ | command + ↑ |
| 書類の最後に移動 | 検索キー + ctrl + ↓ | command + ↓ |
この違う部分を覚えておけば、MacでもChromebookでもショートカットに迷うことはなさそうです。
MacとChromebookのショートカット比較表を見てきました。
ショートカットの割り当ては、Windowsに比べてかなりMacよりになっていますが、MacやWindowsと違ってChromebookでは自分でショートカットを設定できないので、違いを覚えるか、割り切ってマウスやトラックパッドで操作するかになりそうです。