Chromebookでスクリーンショットを撮影する方法
Chromebookでスクリーンショットを撮影する方法は、
- Chrome OS標準機能を使う
- Chrome拡張機能を使う
2つのパターンがあります。
Chrome OS標準のスクリーンショット機能
Chrome OSに搭載されているスクリーンショット機能では、2種類スクリーンショットが撮影できます。
- デスクトップ全体をスクリーンショット撮影
- 自由選択でスクリーンショット撮影
それぞれショートカットが用意されていて、ショートカットから機能を実行する形式になっています。
操作 | ショートカット |
---|---|
デスクトップ全体 | ctrl + ウィンドウ並び替えキー(F5に当たるキー) |
自由選択 | ctrl + shift + ウィンドウ並び替えキー(F5に当たるキー) |
選択したウィンドウ | ctrl + alt + ウィンドウ並び替えキー(F5に当たるキー) |
WindowsのPrint Screenキーと同じ動作なのが「デスクトップ全体」で、自由選択はMacやLinuxなどで採用されている仕組みです。全体ではなくウィンドウなどにフォーカスしてスクリーンショットが撮影できるので、編集する手間が省けます。
標準スクリーンショットの保存先の変更・指定方法
Chromebookの標準スクリーンショット機能の画像ファイルの保存先は、「ダウンロードフォルダ」となっています。
標準スクリーンショットの保存先を変更するには、Chromebookの設定画面から「ダウンロードフォルダ」を変更します。この項目を変更をすると、ブラウザのダウンロードフォルダも変更となるので注意が必要です。
なお、スクリーンショットの保存先だけを設定・変更することはできないので、その場合はChrome拡張機能などを利用するようにしましょう。
ブラウザに限定だけど機能が豊富なChrome拡張機能
Chrome OSのスクリーンショットが「デスクトップを起点に撮影」する機能である一方、スクリーンショット用Chrome拡張機能は、ブラウザに表示されているものだけしか撮影できません。しかし、Chrome OSのスクリーンショット機能よりも機能が豊富なのが大きなメリットです。
Chrome拡張機能のスクリーンショット機能は、
- 長いWebページを一枚のスクリーンショットに収める
- ブラウザの表示領域だけをワンクリック撮影
- スクリーンショットをそのまま編集
といった、Chrome OS標準のスクリーンショットではできないことが可能になります。
Chrome拡張機能なので、Chromeブラウザのウィンドウの外は撮影ができませんが、Webページのスクリーンショットを撮影するという意味では、Chrome OSのスクリーンショット機能よりも便利なことがあります。
スクリーンショットのChrome拡張は下記のものがオススメです。
Chrome拡張機能のスクリーンショットは、細かい機能などがあって便利なのですが、ページがスクリーンショット拒否している場合やJavascriptの実行が制限されているケース場合など、うまく機能しないことがあるのが難点です。
どちらのスクリーンショット機能を使うのが良いのか?
どちらのスクリーンショット機能も便利なところと不便なところがあるので、シーンによって使い分けるのがベストでしょう。
OS標準のスクリーンショット機能は「ショートカットから手軽に撮影ができる」のがメリットです。一方で、Chrome拡張機能は「豊富な機能」というメリットもあります。
例えば、上記の画像は、「Chrome拡張機能のスクリーンショット機能でスクリーンショットを編集しているスクリーンショット」ですが、両方を使うことでこうした変則的な使い方もできるようになります。
Chromebookでスクリーンショットを撮影する方法を見てきました。
Webページや資料などでも多様するスクリーンショット。OS標準、拡張機能の両方を使いこなすことで、Chromebookの使い勝手がぐっと向上しますので、ぜひ試してみてください。