電子書籍ストアは、ブラウザ・Androidアプリで利用可能
Chromebookでは、以下の方法で電子書籍が読めます。
- ブラウザ
- Androidアプリ
最近は、多くの電子書籍ストアがブラウザで電子書籍を読めるようになっているので、ほぼすべてのサービスで電子書籍の購読が可能です。Androidアプリについても、ChromebookがPlayストアに対応しているのであれば、利用可能なものがほとんどでしょう。
主な電子書籍ストアのChromebook対応状況
サービス | ブラウザ | Androidアプリ |
---|---|---|
Amazon Kindleストア | ○ | ○ |
楽天Kobo | ○ | ○ |
Google Playブックス | ○ | ○ |
bookLive! | ○ | ○ |
ebookjapan | ○ | ○ |
honto | ○ | ○ |
ニコニコ書籍 | ○ | ○ |
dマガジン | ○ | ○ |
ブラウザから読む場合は、事前ダウンロードができないのが難点です。
サービスによっては、一度読み込んだページはブラウザにキャッシュしてくれるのでロードが速い場合もありますが、基本的にはネットにつながっていないと読めないと思ったほうが良いでしょう。
事前ダウンロードをして電子書籍を読みたい場合は、Androidアプリを使いましょう。
自炊電子書籍はAndroidアプリで読める
ストアで購入したものではない電子書籍、つまり自炊の電子書籍については、Perfect ViewerなどのAndroidアプリを使うのがベストです。
自炊の場合は、多くがファイルはJPGやPNG方式なので、Chromebookのビューアーで読むことも可能ですが、使い勝手を考えると、Perfect ViewerなどnのZipやRARでそのまま読めるAndroidアプリのほうが使い勝手が圧倒的に上です。
- 価格
- ¥0
- 定価
- ¥0
- 様々なフォーマットの書籍が読める
- 軽量動作で細かいカスタマイズができる
- ZIPやRARなどの圧縮されたデータにも対応
開発元 | Rookie001 |
---|---|
アプリタイプ | Androidアプリ |
一つ問題点があるとすると、Chromebookは内部ストレージ容量が32GBか64GB程度の少ないモデルが多いので、ファイルサイズの大きい自炊漫画データを保存するのには少々容量が不安です。
できれば、SDカードかmicroSDカード、最低でもUSBメモリを直挿ししてストレージを拡張出来るChromebookを選びましょう。
電子書籍リーダーとしてのChromebookの使い勝手は?
Chromebookにはタッチパネル搭載モデル、2 in 1モデルなどタッチ操作ができる機種が多いので、電子書籍リーダーとしても十分に利用可能です。
ただし、画面を回転させるタイプの2 in 1 Chromebookの場合、1kg以上の本体をずっと抱えて読むことになるので、読書体験として快適なものかと言われると微妙なところです。
電子書籍リーダーとしてChromebookを使う時間が多いのであれば、Lenovo IdeaPad Duet Chromebookなどの分離してタブレットにもなるChromebookを選ぶと、読書体験がタブレットにも劣らないくらい快適になります。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook CT-X636
- 価格
- ¥39,336
- 定価
- ¥44,880
ここがポイント!
タブレットとしても使えるSurfaceタイプの2 in 1 Chromebookとして2020年に大人気なった。電子書籍リーダーとして選ぶ方も多い。
- SurfaceスタイルのChromebook
- メモリやストレージは標準的だがCPUの性能が低い
- 520gと軽量ボディ
メーカー | Lenovo |
---|---|
OS | Chrome OS |
CPU | MediaTek Helio P60T |
メモリ | 4GB |
ストレージ | eMMC 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチ/WUXGA/IPS/タッチディスプレイ |
ノートPCタイプのChromebookなら電子書籍の購入やプレビューをメインに
電子書籍を日常的に読む方にとって「電子書籍は本のようにパッと取り出してスグ読める」というのは大事ポイントです。
しかし、Chromebookで電子書籍を読むとなると、
- 起動もしくは復帰
- ログイン
- アプリを開く
- 本を開く
と、本を開くまでの動作がどうしても多くなってしまいます。
そうした点を考慮すると、
- 電子書籍の中身をパッと確認したい時(立ち読みなど)はChromebookで
- 電子書籍後に読書する時はKindleやKoboなどの電子書籍専用リーダーで
といった形で使い分けをしたほうが良いかもしれません。
電子書籍リーダーとしてのChromebookについて見てきました。
電子書籍リーダーとして最適なChromebookは、
- 2 in 1 できれば分離型がベスト
- Androidアプリがインストールできる
- SDカードでストレージを拡張できる
という点で選ぶと良いでしょう。
筆者自身も電子書籍で毎日何かしらの本を読んでいますが、メインはやはり手軽さの面でKindle Paperwhiteかスマホになることが多いです。ただ、仕事の休憩時間などに新着本の試し読みなどをする際にはChromebookを使っています。
使い方は人それぞれなので、今回あげた電子書籍リーダーとしてのChromebookのメリット・デメリットを加味した上で、自分にとって最適なChromebookの使い方を探してみてください。