Chromeウェブストア
Chromebookの標準ストアは、Chromeウェブストアです。
Chromebookにデフォルトで「ストア」として登録されているため、開いたことのある方も多いでしょう。
Chromeウェブストアに登録されているアプリは主に3つの種類があります。
- Chrome拡張機能
- Chromeアプリ
- ウェブサイトリンク
このうち、Chromeアプリについてはサポートが2022年6月にサポート終了します。しかし、Chromeアプリはほとんどのものが、AndroidアプリかWebサイトがあるのであまり気にすることはありません。
Chrome拡張機能はWindowsやmacOSのChromeで使うものと全く同じです。Chromeブラウザの右側にアイコンが出てきて、Chromeに機能を追加するものです。
「ChromebookってAndroidアプリも使えるのに、Playストアと違う?」と思った方、こちらはブラウザベースのアプリに特化したストアで、Androidアプリは次に解説する「Playストア」を使います。
Playストア
Androidアプリのプラットフォーム・Playストアが、Chromebookでは使えます。同じChromium OSベースでも、CloudReadyなどのChrome OSではないマシンでは使えません。
AndroidのPlayストアのアプリが全て使えるかというとそう言う訳でもなく、使えるアプリと使えないアプリがあります。こればっかりは、実際にアプリを検索して確認するしか方法がありません。
Linuxアプリ
Linuxアプリは、ChomeウェブストアやPlayストアのようなプラットフォームがChromebook向けに用意されていないので、ウェブで探すことになります。
中でも使いやすいのは、下記の二つです。
Electron App
Electronは、Windows、macOS、Linuxなどのクロスプラットフォームアプリを開発するツールで、上記のサイトでは、Electron製のアプリを探すことができます。
中にはAppimagesフォーマットで提供されているアプリもあるので、その場合は下記の記事をどうぞ。
ChromebookのLinux(crostini)でAppImagesフォーマットのアプリを使う方法
Linuxの新しいアプリフォーマット・AppImagesタイプのアプリをChromebookのLinux環境(crostini)で使う方法をまとめました。
the Snapstore
Snapは、Ubutnuの開発元であるカノニカルが開発するパッケージマネージメントシステムです。the Snapstoreは、Snapでインストール可能なアプリを探すことができるプラットフォームになっています。
ただし、ChromebookのLinux環境ではSnapdをインストールはできても、snapコマンドでアプリのインストールはできないので、あくまでアプリを探すためと割り切って使ってください。
筆者も実際に使っていますが、大抵のアプリはレポジトリ追加&apt install、もしくはAppimagesでインストールができるので重宝しています。
Chromebookに対応したアプリの探し方を見てきました。
ChromeウェブストアだけでChromebookを使おうとすると、かなりの絶望感を味わうことになりますが、Androidアプリ、Linuxアプリまで広げるとChromebook対応アプリはかなり幅広くあることがわかります。
いろんなアプリをChromebookにインストールしてみて、自分ならではの使いやすいマシンにしてみてください。